白く細かい小穂が糠のように見えることからの名。
薄と言うにはあまりにも小さく繊細で美しい草。(ススキとは異なる植物)
茎が絹の糸のように細く光り、花糠薄が風に揺れる草原は特別な美しさがある。
このHNS-24は2021年冬の新作。
一本ではか弱い草、そのか弱さが「ある軽み」を生む美しい植物オブジェ。
この作品は、花糠薄のオブジェの中では少ない本数の約100本でつくられる、その透け感は淡く軽やかで柔らかい雰囲気。
紫色の穂先に光沢のある細い茎、離れて見ると茎が消えて薄紫の雲が浮いているようにも見える。
小さな草がこの世界の見方を変えてくれる。野はらがこんなにも美しいことを教えてくれる。
その形は、山のようにも、ドレスのようにも、ツリーのようにも、見る人によって感性の想像が広がる。
自然風景を見るときのように、時を忘れていつまでも眺めてしまう。
お店や玄関などの人を招く場所にも、玄関やリビングの高い所に、シェルフ、テーブルの上に浮いた感じに低く吊るしても、インテリアのアクセントになる。
小さな草花が擦り切れてしまいそうな日々の心を和ませてくれる。
何でもないような草花の美しさを日々に忘れないように。
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