野山の植物について
KiKusaの鉢植えは、野や山で自生する四季に合わせて成長する植物。
日本の山や森で馴染みのある木や蔓の姿をそのまま鉢植えにしたものです。
自然な樹形、木の下には草や苔が生え、大自然が小さなひと鉢になる。
季節の変化に合わせて、芽を出し、花を咲かせ、実を付け、紅葉して落葉する。
小さくても自然の大きさと喜びを感じることができる。
野山の植物は室外で育てる植物。
鉢植えをベランダで、庭に地植えして「森」をつくる。
水をやり、土を触り、成長を見守る、季節の良いときに始めてみてください。
植物の育て方
春から夏は植物の成長の時、葉を広げ、枝や蔓が伸びる。
勢いよく伸びる植物については、伸びすぎた枝や蔓は剪定することもできる。
木の足下の草も小さな花を咲かせたり、四季の変化を楽しむ。(草の伸び過ぎ、混み合い過ぎに注意して適度に間引く)
春秋は日当たりの良い所、夏場の暑い時期は風通しの良い半日陰がお勧め。
花や実を付けるには、春や初夏にしっかり陽に当てる。
春秋に肥料をやると花付き実付きが良くなる。(KiKusaでも販売している)
落葉植物は、冬に葉が落ちるけれど枯れていないので、水やりも続ける。
水やりについて
KiKusaの鉢植えの土はオリジナルブレンドした水捌けの良いものを使っている。
水やりは春秋は1日1回、夏は1日2回(朝と晩)、冬は3・4日に1回。(雨が降ればいりません)
夏場(6〜9月)はしっかりの水やりが大事。できれば涼しい朝と夕方に水やりする。(枯れる原因のほとんどが水切れ)
逆に冬場は土が凍結しないように夕方の水やりは控える。
できればシャワーで葉にも水やり、鉢底から水が流れるくらいに掛ける。
もし水切れをして葉がしんなりしていたら、鉢を日陰に移ししっかり水をあげる。
上部が枯れてしまった場合でも、根が生きていたら下部からまた芽吹いてくるので植物を信じて水やりを続けること。
家を留守にする場合は、日陰(お風呂場でも)に置いて、桶などに水を張り鉢ごと浸けておく。
植え替えについて
根が張り土が硬くなって、水やりの水が染み込みにくくなると植え替えのサイン。
植え替えは1・2年に1回、休眠期や芽吹き前の2月下旬〜3月中旬がお勧め。
グルグルに伸びすぎた茶色の根があればひと回り切って(白い根はそのままに)、新しい土に植え替える。
植え替えは、鉢底に鉢底石を敷いて排水性をよくする。土も排水性の高い用土を使う。
通常は鉢を段々と大きくするけれど、大きくしたくない場合は同じ鉢に植え替える。
植物の楽しみ
春夏は、花が咲き、葉を広げ、青々と成長し、変化に著しい季節。
秋には、実が熟し、葉は色付き、落ち葉を飾る楽しみ。
冬の眠った枝からまた春に芽が吹き出す様は、言葉にできない歓び。
小さくても確かにある歓びが、見失いそうなこの世界を再び輝かしてくれる。
その他に分からないことは、KiKusaへお問い合わせください。