伊勢注連縄　” 稲霊 ”
Ise Shimenawa "Ukatama"
 
「稲霊（うかたま）」は穀物の神様のこと。
「ウカ（宇迦）」は「ウケ」（食物）の古形で、特に稲の霊（魂）を表す。
 
「稲」の言霊は”命の根（イのちのネ）”。古来から稲には生命力を強める霊力があるという。
雨土の恵みを受けて育まれる稲（米）が身体を養い、私たちの生命は大いなる自然に生かされている。
 
縄の力
稲藁で綯われた”縄”は、「な」＝幸福、「わ」＝和を意味し、縄でつくられる場には「幸福と平和」の力が満ちるとされる。
元来に「注連縄」は、神様のいる場所を示す（占めす）「結界」、神様が降り宿る「依り代」、邪悪を祓い福縁をもたらす「御守」の役割がある。
又、「伊勢注連縄」は一年中飾る風習がある。
 
天・地・人
伊勢注連縄は、天（縄）・地（稲垂）・人（紙垂）が簡素に調和して自然と人の繋がりから生まれる形。
飾り付けの無い、稲藁と紙垂だけでつくられるシンプルな注連縄は、日本的”侘び”の感性と霊性が宿る。
 
この「伊勢注連縄”稲霊”」は、定番の「伊勢の注連縄」よりもかなり大きいサイズ。
玄関や神棚に飾り、招福除災、大願成就、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣を願い、新年の安寧を乞う。
 
 
特別に作る大きなサイズを、稲に宿る力を込めて「稲霊（うかたま）」と名付けました。
今年の新作の「稲霊」は、昔から伊勢で作られる形の伊勢注連縄。
 
「伊勢注連縄 ”稲霊”」は、「伊勢の注連縄 LL」よりもさらに大きく、「お顔隠し」と同じくらいの大きさになる。
大きな注連縄をお求めの方、家や店舗、会社などの大きな玄関に飾っていただけます。
伝統的な和の家にもモダンな建物にも合うシンプルでスマートな意匠の注連縄です。